はしか(麻疹・ましん と読みます)が北九州市で発生しています。
はしか(麻疹・ましん と読みます)の症状ですが・・・
・初期症状
潜伏期間10~12日くらいです。
具体的な症状として・・38℃前後の発熱が2~4日続きます。
かなりキツイ、倦怠感がひどいです。
小児では不機嫌が特徴となります。
咳、鼻汁、咽頭痛などの普通の風邪症状に
特徴的な目の充血(結膜炎)、目やに、まぶしく感じるという症状が出現します。
症状は次第に強くなります。
乳幼児では多い頻度で(8~30%らしい)下痢や腹痛があります。
医学的な特徴としては以下がありますが、若い医者は本物を見たことがない場合も多いのと白い斑点がとても少なかったり、薄かったり、よくわからない事も実際にはあるようです。 どんな感じか?というと 発疹が出る1~2日前ごろに、ほっぺの内側に約1ミリ 径の白い斑点が出現します。 専門用語でコプリック斑と言います。このコップリック斑は発疹が出た後2日目の終わりまでに急速に消失するのが医学的な特徴です。
・発疹が出た時期
風邪症状の発熱が1℃程度下降した後、半日のうちに再び高熱(多くは40度近く)が出るとその後、特有の発疹が耳の後ろから顔面にかけて出始め、身体全体に広がります。全身に広がるまでに高熱(39.5℃以上)が3~4日間続きます。
・回復時期
発疹が出た後に3~4日間続いた発熱も下がり、全身状態が改善し元気になってきます。きたない赤い発疹が消えた後に褐色の色素沈着がかなり残るのが一つの特徴です。
合併症のないかぎり7~10日後に回復します。
発熱が長引く場合はまず肺炎の合併をかんえます。
中耳炎の合併も多いようです。